福岡県のブランド八女茶/Yamechaを中心に、国内産のお茶にこだわり販売しています。

 花見園製茶には、多くの種類のお茶を、お手ごろな価格でご用意しております。お客様のご家庭用から、おもてなし用、ご贈答用などの用途に沿ったお茶を、ご予算に合わせて日本茶インストラクターがお薦めいたします。店舗内では、急須で淹れたお茶を試飲できます。夏場には、水筒またはペットボトルをお持ち込みのお客様には、お茶(500mℓ程度まで)を無料でご提供いたします。お近くの方には、地域限定配達をいたしております、お気軽にご来店、お問い合わせください。

花見園製茶 店舗

 先代は、八女の出身で親戚のお茶を福岡県古賀市で販売するために、1965年に創業。当初は、仕入れた八女茶を店舗内で手揉みし手づくりのお茶を販売しておりました。開店と同時に、おもちゃの販売も始めて、近所の子供たちからは、お茶とおもちゃの半々で、「ハンチャヤ」と呼ばれるようになりました。

 現在は、店舗内でのお茶加工は一部のみですが、当時と変わらず八女茶を中心に、煎茶、白折、番茶、玄米茶、ほうじ茶、深蒸し白折、こがしティー(白折ほうじ茶)玉露、抹茶、べにふうき、紅茶、健康茶などの他に、茶筒や急須、陶磁器などのお茶関連商品、原木栽培の乾燥椎茸、破魔矢・羽子板・雛人形・五月人形・鯉のぼりなどの節句飾り、ニンテンドーゲーム機、ソフト、花火・凧・駒・ビー玉・百人一首・ヨーヨーなど昔なつかしいおもちゃ等を販売いたしております。

八女茶について

 八女茶の歴史は古く、栄林周瑞禅師が明国の時代に茶の技法を伝授され、地方行脚の折に現在の八女市黒木町笠原に立ち寄り、奇岩群が立つ景観が明国のものと似ていることから霊厳寺を建立し、持ち帰ったお茶の種子で栽培、お茶の製法を授けたのが、始まりと伝えられています。

 江戸時代末期から近代にかけては、八女茶も輸出されるようになり、江戸時代から商家町だった八女福島地区は大いに発展し、現在も当時が偲ばれる伝統的な建造物が連なった町並みが残っています。

 八女地方は、内陸性で日中と夜の気温較差が大きく、冷涼多雨の恵まれた霧深い山間地域であり、高級茶葉の生産に適した条件を備えています。国内でも、代表的なお茶の産地のひとつです。